2010年05月30日

第59話『失われた光』感想。


鋼の錬金術師 エドの懐中時計

鋼の錬金術師 エドの懐中時計

  • 出版社/メーカー: コスパ
  • メディア: おもちゃ&ホビー



お、終わった…。
初っ端から終わりまでい息つめて見てました。
なんだろうこの目まぐるし過ぎる展開。

中尉の命の危機にロイの苦渋の選択、
仲間の救援に危機の脱出、
仇敵の登場に、強制人体錬成、
光喪失に、アルの決意の帰還、
そして揃ってしまった5人の人柱。

どこでホッとすればいいのかわからなかったです。唯一和んだのはCM入りのまさしく美女と野獣の中尉とゴリダリウスでした。

存外にさらっとロイの視力のところは流せるかなと思ってたら、視力を失ったことが把握できないでいるロイの姿、声に逃げたくなりました。
つらい。
追い打ちをかけるようなプライドとお父様の「人間が思い上がらぬよう正しい絶望を与える。それが神とも呼ばれる真理だ」という台詞にふざけるなと怒りを感じました。

でもその後のエドが、そんな筋の通らない真理は認めねぇと言ってくれたので、本誌の時もそうですが、嬉しかったです。何より心強い言葉だった。希望を感じた。



まずは中尉の危機脱出。

本気で合成獣兵士に、ブリッグズで殺さない選択をしたエドの覚悟に、諦めるなと合成獣を説得したアルに、アメストリスを見捨てる事を良しとせず残ってくれたメイに、感謝した。
それが今ここに繋がってると思うと、それで中尉が救われたかと思うと、いつ途切れてもおかしくはなかった壮大なバトンパスを見た気がする。そしてバトンはまだまだ続いている。

一人でも諦めない限り続く。まだ誰も諦めてはいない。

にしてもロイと中尉の安堵のやりとりが、中尉を抱きしめるロイがもうね、ファン冥利に尽きるんじゃないかと思った。目がね、優しい。互いへの信頼と思いやりに溢れてて、幸せになれ、なってくれと心底思う。


大総統の「まったく人間というやつは、思い通りにならなくて腹が立つ」。本音だ。
人を見下してきた大総統が人間を認めた瞬間じゃなかろうか。
見下すか、背を見せて心情を吐露してきた大総統が人間に真向かいに向き合い語る言葉。人間だとか人造人間だとかもう抜きにして、ブラッドレイとスカー、マスタングらが対等になった。


ロイの強制人体錬成。持って行かれた光。
さっきも語りましたが、やっぱりつらかった。ロイや仲間たちが夢見た未来が閉ざされてしまったかのような絶望を感じた。
理不尽すぎる。失って、あがいて、それでも光を求めてここまできた。なのに、真理は“正しい”絶望を与えたという。
耐えねばならないと、それをハガレンでみせてきてもらったけど、認められない。認めたくない。耐えられない。納得できない。
理不尽は許してはいけない。かつてウィンリィがスカーに言った言葉。いまはその言葉が響く。

ブラッドレイとスカー。
「名無し同士殺し合うのもおもしかろう」と己の感情のまま戦う事を楽しむブラッドレイ。誰の命令でもなく、ただそうしたいから。
ブラッドレイの最上の時は今この時なのかもしれない。


アルの帰還。
やっと辿りついた身体。だけどその非力な身体では戦えない。自分の願いを叶えてしまったら、皆の力になれない。
自分の願いより、皆と皆のために戦うことを選ぶ。
だけどそれはお父様の思惑通りの状況を整えてしまった。
畜生。

EDの空を見上げ佇むアルと被さる「夜明けの先に光が射すよ」の歌詞。
耳に残りました。


心が疲れた。
posted by anwarterdrei at 18:25| Comment(8) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師FA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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