2010年06月27日

第63話『扉の向こう側』感想。


鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST(DVD付)

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST(DVD付)

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2010/07/28
  • メディア: CD



とうとう来週が最終回か…。

ガンガン7月号が大変なことになってるみたいですが、63話からとうとうその7月号のハガレン最終話に突入。
原作のあの台詞はいれて欲しかったなぁ、あのシーンは削られちゃったかというのはなきにしもあらずですが、そんなことよりも、やっぱり本誌で泣いたとこで、今日も号泣しました。今日もいいものを見せてくれましたアニハガFA。ありがとう!!

グリードとリンの別れの所、
エドが「クソ親父」って泣いてる所、
ホーエンハイムが笑って死んでいる所が私的な3大泣きシーンでした。
勿論、良かったねと笑えるシーンもありました。
エドとアルが共に還っていくシーンとかエドが大総統夫人にセリムを渡すシーンとか。

63話はフラスコの中の小人とホーエンハイムの最終回だった気がします。
小人が何を欲しかったのか、本当のところは何だったのかといったっ小人の本音が、小人が真理と対峙した時の問答やホーエンハイムが奴隷時代を振り返るアニハガオリジナルを見たときに、原作とはまた違った思いや感情が浮かんで、アニハガでそうだったかもと思いました。
漠然としていてごめんなさい。なんか上手く言えない。

ホーエンハイムの「おまえの幸せってなんだ?」の問いに、
「贅沢は言わない、このフラスコの中から出られる身になれば幸せかな」と答えるかつてのフラスコの中の小人。
ホーエンハイムの血から生まれた小人。奴隷だった23号と小人の願いがダブる。
小人も独りであんなことをやらかさないで、ホーエンハイムが自由になれるのに手を貸したように、フラスコの中から自由になる方法をホーエンハイムと一緒に探してたら、小人の結果もまた違ったものになったように思う。


グリードの最初の最後のウソ。信条を曲げてまで守りたかったのはやっと手にした仲間。
「十分だ…もう十分だ。もう何にもいらねぇや……じゃあな、魂の友よ」
笑って、満足して逝ったグリード。哀しいんだけど浮かぶ言葉は「ありがとう」とか「良かったね」で泣きながらも笑って見送ることが出来ました。それでも欲を言えばグリードとリンが喧嘩しながらもシンの皇帝をやってるとこも見たかったな。


生まれた場所に還る小人。
小人「私は知りたかった、この世の全てを。何ものにも縛られず、自由に、広い世界に…私は―」
目の前には真理と真理の扉。
かつて人間達に突きつけた言葉その身に絶望としてかえってくる。

「どうすれば良かったのだ」と問う小人。
「おまえはその答えを見ていただろうに」と真理。

答えとはどんなものだったのだろう。少なくともお父様のやり方ではなかった。所謂視聴者の想像にお任せで、視聴者それぞれの頭に浮かんだこと、それが答えなんでしょうね。
それでもさっきも書きましたが、ホーエンハイムを共犯者にするのではなく、仲間にしてたらと思います。己を信じ、知り、ホーエンハイムを信じ、頼って。


戦いが終わり。戻らないアルを取り戻す方法を必死に探すエド。
ホーエンハイムがエドに見せた親の姿、愛情。
ホーエンハイム「父親だからだよ。必要とか理屈じゃないんだ。おまえ達が何より大事なんだ、幸せになって欲しいんだ」

親って凄い、私の親もそうなんだろうかと思いました。なんか親孝行が急にしたくなってくる。
ストレート過ぎる親の愛情を受けてやっと泣くことができたエド。
もらい泣きです。泣くなと言う方が無理だ。


仲間に囲まれてエドが発動する最後の錬金術。
何かを決意して、仲間を見て、迷いない、力強い光を見せるエド。
曇りない、真っ直ぐな瞳が綺麗でした。


自分の真理の扉と錬金術を代価にアルを取り戻すエド。
「錬金術がなくても皆がいるって」そう笑うエドの顔がほんとに良くて、好きだな〜。屈託のないエドの笑顔を久し振りに見た気がします。


トリシャの墓前で逝くホーエンハイム。
くずぐったそうにエドが親父って呼んでくれたことを語る姿が心底嬉しそうでしたね。その嬉しさや喜びがまんま笑顔となって死んでいるホーエンハイム。不老不死じゃなくなる方法を探してたのに、死にたくないなあ、生きてて良かったと思う瞬間に彼が出会えて良かったです。
エドもそうですがホーエンハイムも記憶にいつまでも残るような笑顔を見せてくれる。

ホーエンハイムの走馬灯のようなOP(ED?)が最後の最後まで泣かせてくれる。トリシャが彼を迎えにきたようにそっと手を差し出すとことか、家族写真がもうね、泣きやむ事を許してくれない。


さあ残り1話。
予告で「あれ、またエド汽車に乗ってる」とアニハガ1期の最終話を思い出しました。
posted by anwarterdrei at 19:25| Comment(7) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師FA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

第62話『凄絶なる反撃』感想。


鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST(DVD付)

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST FINAL BEST(DVD付)

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: アニプレックス
  • 発売日: 2010/07/28
  • メディア: CD



本誌の細かいところを省いたり、逆に追加したりしてましたが、違いはコミックスで。
どっちがいいとかじゃなくて、どっちも面白い。
と言いたいとこだけど、ロイがリザの肩に手をまわしてるのが無くなってたのは、ちょっと待てぇええええ!!!となりました。細かくて御免なさい。


グリードが本当に欲しかったもの、
アルが兄が必ず迎えに来てくれると、己の魂とエドの腕を等価交換した事、
アルや皆の想いと一緒に、弟を失くしてもエドが戦い続ける事、
今日も泣いた。


相変わらず情け容赦ないお父様。
ホーエンハイムにクセルクセス時代の友人たちを、イズミに赤ん坊を、アルに幼い子供たちを。感情が無いくせに、確実に人間の心を読んで精神攻撃を仕掛けてきやがる。と思ったら人間達の心を嘲笑うかのように生みだした人間ごと全消去砲。
あの嗤いがまた怒りを誘う。


ブリッグズ兵に後を任せるオリヴィエ。オリヴィエの信頼にこたえて、怯まずに攻撃を繰り出すブリッグズ兵たち。
オリヴィエがブラッドレイに「私の部下は強かったろう」と言ったように、揺るがない強い信頼がある彼らは、強い。

お父様の攻撃により、満身創痍のエド達。
そこに駆けつける仲間たち。ここら辺からもう熱い展開で燃える燃える。
焔の錬金術師も復活。中尉を傍らに手パン錬成はしっくりこんとか便利だとか云々。視力を失ってからようやくロイがロイらしくなった。


限界のお父様が賢者の石を求めてエドに迫る中、アルはエドを救うために自身の魂を代価にエドの腕を錬成。
「勝てよ、兄さん」の辺りから号泣。
身体を取り戻すために旅をしてきた兄弟。まさかエドの腕がこんな形で戻るなんて予想だにしませんでした。
腕を代価にアルを取り戻したエド、魂を代価にエドを腕を取り戻し、命を助けたアル。
等価交換の原則とやらが非情に思える。だけど、アルはエドの腕を取り戻させただけじゃなく、命を救った。等価交換の原則を超えた。


悲しみからか、怒りからか、悔しさからか、ただただお父様を攻撃し続けるエド。そのエドに力を託すかのように、声をかけ続ける仲間たち。
お父様を圧倒するエドだけどその姿は痛々しく悲しく見える。
だけど仲間たちがエド、と彼の名を呼び続ける内に、エドが誇らしく、頼もしく、力強く見えていく。

そんな彼らの姿を見て、本当は何が欲しかったのかを知るグリード。
力でもなく、世界でもなく、この世の全てでもなく、欲しかったのは「こいつらみたいな仲間だったんだな」。

お父様さから切り離されたグリード。ならグリードの欲しいものはお父様の欲しかったものなのだろうか。
ホーエンハイムがかつて指摘した「ほんとは家族が欲しかったんじゃないか」は的を得ていたのだろうか。

グリードは自分にはもう仲間がいることに気付いているのだろうか。


あと2話、さあいよいよ最終話突入だ!!!
posted by anwarterdrei at 18:44| Comment(7) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師FA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

第61話『神を呑みこみし者』感想。


少年ガンガン 2010年 07月号

少年ガンガン 2010年 07月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2010/06/11
  • メディア: 雑誌



7月4日の最終回まで、ここから、さあギアチェンジ。
もう一瞬だって目が離せない。
30分、どの時間も山場山場の連続。ガンガン本誌のページをどんどんと捲って、次を次をと求めていた時同様の面白さ、興奮。

タイトルバック、風の音のみ、OP無しにはじまり、月の影を利用したホーエンハイムの錬成陣発動からもうずっと鳥肌が立ちっぱなし。
気合がめちゃくちゃ伝わってくる。

冒頭から3分。お父様の中からこだまする鼓動から始まる逆転劇。
発動するホーエンハイムの月影の錬成陣。お父様から元の肉体に還る5000万もの魂達。あがる産声。そしてOP曲のレイン。もう描写が凄まじい。なんか映画を見てるような気にすらなってきました。

はじまる最後のお父様戦。

お父様のエネルギー波に泣きごとをあげるホーエンハイムの背中を支える息子達と「いいとこ見せたくなっちまうなあ」と意気上がる父。
ピンチな場面なのに、良かったねホーエンハイムと思ってしまう。
家族っていいもんだと思わせられる。


スカーとブラッドレイの戦いも最後の局面に。
何あのスピード感と凄絶感。瞬きすら許されない。

「神などこの世のどこにもおらぬ」と断じ、スカーにとどめを刺そうとしたブラッドレイに、まさに天からの光が降り注ぐ。
その光はスカーに味方し、彼を生かす。

最期の時を迎えるブラッドレイ。言い遺すことはない、私が選んだ妻と自分との間にくだらぬ言葉はいらない。
妻への愛情に何ら偽りはなく、それは言葉に形容できない位に深いと感じさせる。凄い惚気だ。そこまで彼に言わせる人間がいた。だから悲しい人生では決してなかった。
失っても足掻き、あきらめない人間と、命をかけて、己の心の望むままに戦えた。
「やりごたえのある人生だったよ」と満足そうに逝った。

兄から託された逆転の錬成陣を発動するスカー。
アメストリスへの憎しみはまだあり、それでもアメストリスを救おうとしている。以前は「正の流れ」など持たなかった。どこに流れていくのか、それはもう少なくとも「負の流れ」ではない。それだけは確信できる。


CM。ホッと一息。


でもCM明けからまた息つかさぬ展開。はじまるエドたちの反撃。地上に賢者の石を求めるお父様。

ロイと中尉らが合流。
目が見えないロイを心配する中尉だが、ロイはもう目のことよりも皆と一緒に戦うを考えてる。光を失ったロイの目だけど、先を見据えることだけはやめはしない。


プライドと対するエド。
肉体の乗っ取りをかけられるも、まさかのキンブリーの美学の番狂わせ。エドの「殺さない」の美学に敗北。余裕も何もない中で、プライドの脳裏に浮かんだのは父と母の姿。家族の姿。
それこそがプライドが得たもの、真に欲しいもの。
育ての親の、母の愛情を知りながらも、生みの親のお父様に盲目的に服従してしまった。バカセリム。

「ママ、ママ」と呟くセリム。今度こそブラッドレイ夫人と家族になれるよ。


もう所々で涙腺が緩んで仕方ない。

第62話予告の「何かを得るためには同等の代価が必要」。この言葉の重さを知ることになる。

ガンガン本誌での106話「傲慢の深淵」感想はこちら。
posted by anwarterdrei at 18:47| Comment(6) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師FA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月11日

発売日。

もうガンガン本誌で読まれた方やネタバレ記事や他の方のサイトやブログで読まれた方もいらっしゃって。
これから最終話を読まれる方もいらっしゃる。


『鋼の錬金術師』終わっちゃいました。

ネタバレ記事にたくさんのコメントを頂いていて、読ませてもらっては、照れたり、嬉しくなったり、泣いたり、共感したり、牛先生と鋼と、鋼のキャラ達と、そして皆さまに「ありがとう」と何度も感謝したくなったりしています。
また、コメントの方でお返しいたしますね。

ああ〜終わったんだなぁ………。




言い忘れそうになりましたが、コミックスの最終は27巻。11月発売とのこと。因みに26巻は8月12日発売です。




P.S. kayanoさま、お教え頂きありがとうございます。真理の言葉でしたね。初コメントもありがとうございます。
posted by anwarterdrei at 15:19| Comment(8) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月10日

ガンガン7月号 鋼の錬金術師 第108話「旅路の果て」ネタバレ。


少年ガンガン 2010年 07月号

少年ガンガン 2010年 07月号

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2010/06/11
  • メディア: 雑誌




以下、ネタバレあります。ご注意ください。
















読みました。
まだこれを打つ手が震えてます。涙が出る。泣き出す衝動を止められない。

ガンガンを読みながらのアップルパイは、一口だけ食べれました。甘い筈なのに、味がわからない。ただ、嬉しくて、ありがとう。そんな気持ちでいっぱいで、そんな味がしました。

畜生、まだ涙が出てくる。
笑って「ありがとう」が言えるのに、涙も出て困る。

ありがとう「鋼の錬金術師」。本当にありがとう。


■第108話「旅路の果て」

―浮かぶ自問、神をも呑み込んだ男が今思うのは―…。

エドの攻撃にさらされてるお父様。何故、神を手に入れた私が、たかが人間の錬金術師に、素手で…自問る。

とうとう、エドの左ストレートに地に倒れる。神をその身に抑えきれなくなっている。それでもグリードリンに襲いかかり、グリードの賢者の石を寄こせと、腹に手を突っ込みグリードの魂ごと賢者の石の魂達を取り込もうとする。

リンの身体の中、お父様に捕まえられたグリードの魂が、生みの親であるお父様に引っ張られリンの身体から出て行きそうになっている。必死に魂のグリードの端っこを掴んで、お父様に取り込まれるのを引き留めている魂のリン。

「お前まで巻き込まれる、リン・ヤオの身体よりお父様に引かれてる力がつよくてどうにもならない、離せ」とリンにいうグリード。
だがリンは「あきらめるな、グリード」と決して魂を離そうとはせず。

諦めないリンに負けたとばかりに「シンの皇帝も悪くないか。一緒に闘おうぜ、相棒」とグリード。
その言葉にホッとするリンだったが、グリードは気を緩めたリンを殴り、掴んでいた魂の端っこを離させる。

驚くリン。
グリード「ここでさよならだ。おまえまで親父殿に吸収されるこたぁ無い」
「嘘をつかないのがグリードの心情じゃなかったのか、こんな騙し撃ちのような終わりは認めない」
と噛みつくリンに、
「さっきのは俺様の最初で最後のウソだ。ランファンが賢者の石を持っている。それ持って国に帰りな、ガキ」とグリード。

グリード、ランファンを呼び、リンの身体に突っ込まれたお父様の腕を切り離させる。グリードの魂はお父様の中に。

お父様に取り込まれたグリードはそれでも最後の抵抗とばかりに、お父様の身体を一番脆いボロ炭に変身させる。足から崩れ出すお父様の身体。

お父様、それを許さずグリードを消しさる。消えゆくグリード。
グリードの消滅を哀しみの目で見るリン。

グリード「ちっ、なんて目で見やがる、ションベンガキが…。ったくチビもリンもずいぶん俺様になめた態度とってくれたもんだ。
………十分だ。ああ十分だ。なんも要らねぇや。がっはっは…じゃあな、魂の……友よ


ボロ炭に変身させられたお父様の胸を拳を突き刺すエド。
もはや再生すらかなわないお父様の身体。

エド「生まれた場所へ帰れ、フラスコの中の小人」

エドに穿たれた胸の穴から無数の真理の手が現れ、お父様を胸の穴へと引きずりこんでいく。消滅するお父様が連れて行かれたのは、真理の扉の前。フラスコの中にいた頃の姿になってしまっている。

小人「なぜだ…なぜ私のものにならぬ。神よ!!」

真理(小人と同じ姿でまん丸く白い)「おまえがおのれを信じぬからだ。他人の力を利用し“神とやら”にしがみついていただけでお前自身は何も成長しておらん」

小人「私は完全な存在になりたかった。神を完全に理解したかった。この世の全てを知りたかった。なのになぜおまえは邪魔をする。おまえは何者だ」

真理「私はおまえ達が世界と呼ぶ存在。あるいは宇宙。あるいは神。あるいは真理。ありいは全。あるいは一。そして私はおまえだ。“思い上がらぬよう正しい絶望を与えるのが真理という存在”とおまえは言った。だからおまえの言うとおり、おまえにも絶望を与えるのだよ」
小人にニヤリと笑いかける真理。

小人の真理の扉が開き出す。戻りたくない、そこに縛られ続けるのはいやだ、やめろとの言葉を最後に真理の扉に連れていかれてしまう。閉じる扉。

真理「思い上がった者に絶望を…おまえが望んだ結末だ」


地上。
“あちら”から戻らない鎧のアルの側で座り込むエドがいる。
自分のせいだと泣くメイにアルの判断だとエド。

そのエドにリンが「通行料」としてランファンの持つ賢者の石を使ってアルを取り戻せと言う。
けれど賢者の石を使わずに身体を取り戻すとアルと約束したとその提案を受け入れず。
エドはひとり残される恐怖と絶望を母親の人体錬成をしたときに知ってしまっている。それゆえに自身を犠牲にアルを取り戻し、アルを一人きりにすることは出来ない。

考えろ、思考をとめるなとアルを取り戻す方法をひねり出そうとするエド。ホーエンハイムがちょうど“ひとり分”残っている俺の命を使えとエドに言う。

そんな事は出来ない、人の命は使わない、だいたいなんでホーエンハイムが命を懸ける必要があるんだとエド。

ホーエンハイム「父親だからだよ。必要とか理屈とかじゃないんだ。おまえ達が何より大事なんだ。幸せになってほしいんだ。おまえ達兄弟がトリシャを甦らせようとして身体がそうなったのは、兄弟をほったらかしにした俺のせいでもある。すまなかった。俺は十分生きた。最期くらい父親らしい事をさせてくれ」

エド「バカ言ってんじゃねぇよクソ親父!!」泣いている。

ホーエンハイム「はは。やっと親父と呼んでもらえた」

流す涙を拭いエドは、一緒に戦ってくれた仲間達に感謝を伝える。
一人ひとりに言葉をかけて行く中でふと「…そうだ。誰もオレ達兄弟に“あきらめろ”って言わなかったじゃないか!!!!…大丈夫だ。やれる!!」
再び気力を取り戻すエド。地面に人体錬成の陣を書き
「ちょっと行ってくるわ。鋼の錬金術師最後の錬成にな!!」両掌を顔の前で合せる。


自分の真理の扉の前に立つエド。扉の前の真理に、何を代価に弟を連れ戻すと聞かれ、エドが代価にしたのはエド自身の真理の扉。

真理「真理の扉は全ての人間の内に在る。それは全ての人間に錬金術を使う力があるという事だ。錬金術の使えないただの人間に成り下がるか?」

エド「最初っからただの人間だよ。合成獣にされた女の子ひとり助けられない小さい人間だ。真理とかいうい物を見ちまってからそれに頼って過信して失敗してのくり返し…踊らされたよなぁ」

真理「もう“これ”がなくても大丈夫か?」

エド「錬金術が無くてもみんながいるさ」笑顔。

真理、嬉しそうに笑い「正解だ錬金術師。おまえは真理(オレ)に勝った。持っていけ全てを」

エド、扉に最後の錬成。

消えゆくエドの真理が勝手口はあっちだ、と指差した先には自身の真理の扉の前に座る、肉体と魂が一つになったアルがいる。

エド、ゆっくりアルの方に歩き「迎えに来たぞ、アル。一緒に帰ろう。皆が待っている」二人手と手を繋ぐ。

アルの真理の扉が開き、二人を地上に還す。


地上。
エドの呼び掛けに唐突に目を覚ますアル。鎧ではなくやせ細った生身の身体を取り戻している。メイ、ホーエンハイム、イズミ師匠夫婦、たくさんの仲間達に帰還を祝福されるアル。あったかいと人の温度を実感している。

ホーエンハイムはその様子を見納め、フラリとどこかに去っていく。

オリヴィエはバッカニアに会いたいのをこらえ、アームストロング少佐と共に瓦礫の下に埋まった兵士を助けに行く。

スカーはオリヴィエのはからいで死んだことになり、ブリッグズ兵士に偽装させ担架で助け出されている。

リザも手当てを受け、レベッカから戦いの後の成り行きを聞いている。

ラジオキャピタルではブレダたちが国民に向けて、
アームストロング少将とマスタング大佐率いる部隊が国民に多大な犠牲を強いる錬金術の大実験を企てた軍上層部を攻撃。
大総統の留守を狙い悪しき大実験を敢行した首謀者のうち2人の准将をを拘束、この二人が率いていた国軍は武装解除。
ブラッドレイ大総統と息子のセリムは混乱の中命を落とした事。
マスタング大佐は大総統の意思を継ぎ、今後の対策をとることを放送。

大総統補佐官のシュトルヒも拘束し、大総統の後継についてその補佐官と取引してロイらに都合の良い情報を作ることにする。

アームストロング少将は、ブリッグズ兵が直接大総統と戦っているから言い訳できない。何より中央兵を殺し過ぎた。中央の連中を味方にするのは難しい。

エド、寝かせておいたセリムをブラッドレイ夫人に渡す。「ママ」と呟く小さくなったセリムに涙を浮かる夫人。

ロイは、目が見えなくては大総統になるどころか退役せねばならないことに。


急ごしらえの救護テントで座り込むロイ。そこに負傷者手当のために来ているノックスがやってきて、ロイが目が見えなくなってしまった事を知る。
エドがやったように、自分の真理の扉を通行料にしても、エドにはアルの真理の扉があったが、自分には無く、帰りの通路が無くなってしまう。目をどうすることもできないというロイ。大総統はグラマン中将に譲り、それでも「目が見えないなりに、自分に出来る事を考えようと思う」と語る。

そのロイのところにノックスが連れてきたマルコーが現れる。
マルコーは賢者の石を持っており、石を通行料に視力を取り戻してはどうかとロイに提案。条件として、今回の作戦に協力してくれたイシュヴァール人たちのために新たなイシュヴァール政策をすること、イシュヴァール閉鎖地区の解放、各スラムにいるイシュヴァール人を聖地に帰す事、そこでマルコーが医者として暮らす事を認める事、を出す。

マルコーがイシュヴァール経験者だったこと、
キンブリーがかつて己に語った事―死から目を背けるな。前を見ろ、そして忘れるな―を想い、イシュヴァール政策に全力を尽くす事をマルコーに約束する。

視力を取り戻すロイは、アームストロング少佐に「また忙しくなるぞ、ついて来い!」と部下達へ伝言を頼む。


テントにいるノックスを見かけたランファン。ノックスが子供が殺し合うのなんざ見たかないとメイとノックス邸でやりあった時の事を思い出し、フー爺さんの遺体の前で賢者の石を見つめるリンに、リンが帝位についたときには敵対する他家の者たちを害さずにいて欲しいと頼む。

「いいよ〜」と即答するリン。ランファンの言いたいことはちゃんと理解している。アルの側にいるメイに、次の帝位はヤン家のものだけど、心配しなくてもメイの家はヤオ家が責任を持って守ってやる。グリードですら受け入れた、だから他の家の奴らも全部まとめて受け入れてやるさ、ほら帰るぞとメイを小脇に抱え、と不法入国者の自分達が面倒事になる前にシンに帰っていく。
フー爺さんも一緒に。

約束の日からしばらくの時が経ち―

リゼンブール。
ピナコがデンと一緒にトリシャの散歩の途中、トリシャの墓前で座り込んでいるホーエンハイムを見つける。
帰ってたのかいと声をかけるピナコだが、彼からの返事はない。

ピナコ「バカたれが。なんて幸せそうな顔をして死んでんだい」

穏やかな微笑みを浮かべて死んでいるホーエンハイム。
『人より長く生き過ぎるなんてしんどい事ばかりだと思ってた。だけど君(トリシャ)や息子達と会えて生きてて良かったと心から思うようになったよ。充実した人生だった。そうさ十分だ…ああ、くそっ、でもやっぱり死にたくねぇなと思っちゃうな』


ブリッグズ砦。
「また生かされた。ロックベルといい貴様といい、何故アメストリス人は己を死なせんのだ」と傷の手当てを受けてるスカー。オリヴィエは錬丹術の知識が欲しくて生かしたが、事情が変わった。ロイがイシュヴァール政策にマイルズを寄こせと言いだして、でマイルズがスカーを連れて行こうと思ったと話す。

マイルズ「イシュヴァールに戻り、イシュヴァラ教復興に尽力せんか。過去を全て消して。歴史ある宗教や文化を死なせてはならん。文化の死は民族の死だ。おまえの手で民族を死から救え」

その言葉に、掌をギュッと握り「生かされている意味…もう少し生きて探せという事か兄者…」とイシュヴァールに行く事を了承。

オリヴィエがスカーの本当の名を問う。スカー「己れは二度死んだ。この世にいない人間だ。名は無くていい。好きに呼べ」という。


リゼンブールまであと少しの所。

アルが疲れて座り込んでいる。大丈夫か気遣うエド。負ってってやろうかとエドがいうも、アルは自分の足で帰る、ゆっくり帰るから兄さん先に帰っててよという。
一緒に家を出たんだ、一緒に帰るさ、とエド。

ウィンリィの家の前についたエドとアル。デンの鳴き声に出てきたウィンリィ、ただいまと、身体を取り戻して帰ってきた兄弟を見て、嬉し泣きしながら「おかえりなさい」と二人に飛びつく。


それからまた時がたち―

マスタング准将、本格的にイシュヴァール政策に乗り出す。
リン・ヤオは皇帝に。
イシュヴァールを拠点にシンと交易を始める事等々の情報が流れるラジオを聴きながらエドは屋根の修理をしている。金槌で手をたたいてしまい「上手くいかないな〜」とぼやいている。
何とはなしに錬金術を使おうとしてみるも発動せず。それでも手間かかるのもいいもんだよな、と屋根から遠く広がる景色を眺める。

アルがウィンリィが焼いたアップルパイを食べようと屋根にあがってくる。エドが眺める遠く広がる景色を見て「広いね」と感慨深げにいう。そして、何かを決意したように、

アル「兄さん、僕ずっと考えてた事がある」

エド「たぶん俺も同じ事考えてる」


セントラル。あれから2年近くがたっている。
グラマン大総統とブラッドレイ夫人が仲良くお茶を飲んでいる。
彼らの会話から、あれから2年たっていること、東はロイ、北はオリヴィエがしっかりやっていることがわかる。
そこに2歳位に成長したセリムがブラッドレイ夫人をママと呼び、泣きながら小鳥の怪我を治してとやってくる。
セリムを育てる事を決めた時は皆に反対されたけど、なんの心配もなくすくすく育っているとセリムの頭を優しくなでる夫人。

グラマン大総統はセリムがやさしい子に育ってる事を知る。これからもセリムを見守り、なにかセリムに異変が起きた時はわかっておりますなと夫人にいうも、夫人は「私が起こさせませんわ、大丈夫」という。

グラマン大総統、セリムに手を振りながら「人造人間と人間、はたして真に心を通わせる事ができるのか…。新たな可能性というやつにはいくつになってもわくわくするねぇ」


セントラル。
グレイシア、エリシアと話す成長したアル。

エドの足の機械鎧は自戒のためにも、機械鎧職人のウィンリィが嘆かないためにもそのままでいいと取り戻す気はなかった事、
旅の中でヒューズをはじめ見えないところでたくさんの幸せをもらっていた事に気付いた、だから今度は僕らが幸せを返す番、10をもらって10を返す等価交換じゃなくて、10をもらったら自分の1を上乗せし11にして次の人へ渡す、小さいけど僕らが辿り着いた、等価交換を否定する新しい法則、これから証明していかなきゃいけないんですが、と話す。

そのアル、「何かやりたい事があるのね」とグレイシアに聞かれ、

アル「僕たちが助けられなかった女の子がいます。その子をずっと忘れる事ができません」


コーヒー店で自分達が元の身体に戻る方法を議論するザンパノとジェルソ。二人のとこにヒューズ邸から辞したアルがやってくる。お世話になった人たちに兄と手分けして挨拶に回ってたけど、アルの分の挨拶は今日で終わりになったと二人に話す。そして、

アル「シンに行くよ。メイの所で本格的に錬丹術を学ぶつもりだ。シンだけじゃない。東方の国々をまわって様々な学問を身につけたいと思ってる。自分の足で、自分の目で、世界を見たいんだ」

ジェルソとザンパノもアルの旅に同行し、アルのボディガードをしながら、身体を元に戻す方法を探すことに決めている。

エドは一緒にシンにはいかず、アルとは反対の西回りで知識を身につけてくる。そして二人で東西の知識を持ち寄れば…錬金術によって苦しんでいる人たちを助けられるかもしれない。
そうアルは語る。


リゼンブール駅。
ウィンリィから機械鎧の整備方法の説明を聞くエド。
西回りの旅に出発する所。

機械鎧を整備する時には予約の電話をいれてねとウィンリィにいわれると、やってきた汽車に乗り込もうとする足をとめ、

エド「予約か…ウィンリィ、えーと、予約つーか、約束つーか―等価交換だ。俺の人生半分やるから、おまえの人生半分くれ!

照れるエド。驚くウィンリィ。

ウィンリィ「あーもうどうして錬金術師ってそうなのよ。等価交換の法則とあてバッカじゃないの。ほんとバカね。半分どころか全部あげるわよ」

大口開けて驚くエド。次に大爆笑。

エド「おまえやっぱすげーわ。等価交換の法則なんざカンタンにひっくり返しやがる」

バカにしてるのと怒るウィンリィの頭をポンとして、それから抱きしめ「元気出た。ありがとな。行ってくる」。
行ってらっしゃいとウィンリィ。
エドの身長は頭人つウィンリィを追い越すまでになっている。


痛みを伴わない教訓には意義がない。

人は何かの犠牲無しに何も得ることなどできないのだから。

しかしそれを乗り越え自分のものにした時、

人は何にも代えがたい鋼の心を手に入れるだろう。



未来の写真―、

オリヴィエと筋肉美を披露するアームストロング少佐、

トリシャの墓と並んで立つホーエンハイムも墓。ピナコ。墓には花が飾られている。

子どもが生まれたブラックハヤテ。

イシュヴァールでマイルズと共にいるスカー、イシュヴァールの民族衣装をまとっている。

シンの皇帝になり、玉座に座る皇帝らしくなったリン。
側に仮面をしたランファンがそっと控える。

前髪を上げ、凛々しく大将の階級章をつけた、ちょっと年をとったロイとその側にいるリザ。

ブレダやロスに見守られて平行棒で歩行のリハビリをするハボック。

どこかで無線を耳に、敬礼するフュリー。

ブリッグズ兵士らと一緒にピースをしてるファルマン。

メイスンと夫の筋肉自慢にやれやれとするイズミ。

そして、

息子を抱え笑うエド、傍らに娘を抱えるウィンリィ。横にはアルと成長したメイが一緒にいる。

最後のページ、

笑顔で汽車に乗り込もうとする大人になったエド。


おわり。














本誌を読んで下さい。最後の「鋼の錬金術師」を。
posted by anwarterdrei at 23:15| Comment(16) | TrackBack(0) | ガンガン感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あと0日。ガンガン買いました。

今帰ってきました。

ガンガン、アップルパイ買ってきました。

ハガレン最終話、読みたくてたまらないけど、まだ読んでません。

とりあえず風呂入って、それから晩御飯代わりにアップルパイ食べながらガンガン読みます。

ネタバレ記事をお待ちの方、もうしばらく待ってて下さい。

では、後ほど。
posted by anwarterdrei at 20:20| Comment(1) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月09日

あと2日。だけど…。

あと2日。
ガンガン発売日は6月11日。

なのに、さっき本屋の友達からメールがありまして、ガンガンは明日発売とのこと。

…1日早売りするのをすっかり失念しておりました。

つまり、明日発売。あと1日。うがぁぁああ。
何だろう、崖っぷちからえいっと背中を押されて、眼前にガンガン本誌をつきつけられた気分は。

明日は仕事。帰宅時にアップルパイを購入。ガンガンも購入。

公式発売日の11日まで本誌を読むのを我慢して、朝を迎えると同時にアップルパイを食べながら最終話を堪能する。
まだなんとか理性を保ってる今ならこう考えられるのですが、本誌を前にしたら、鋼を求める本能が理性を駆逐することが容易に想像できてしまう。

…どうしよう。


さっきの記事にコメントを頂いて、やっぱり今まで通り、ネタバレ書こうと思います。

ネタバレ記事の更新が明日の夜だったら、意思の弱い私を笑って下さいませ。
なければ、よく我慢したと褒めてやって下さい。


明日だ!!!!!
posted by anwarterdrei at 22:55| Comment(7) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

あと2日。

いよいよ逃げ場がなくなってきた感があります。
崖っぷち2歩手前。
最終話に飛びおりたくてしかたがなかったのに、今はそ〜っと最終話っていう着地点を見下ろすだけで、尻込みしてしまいます。

今というか、最終話が7月号というのがわかってからというのか、実はガンガン7月号鋼のネタバレを今まで通り書こうかどうしようか迷ってます。
8割方はこれまで通り書こうと思ってるのですが、残る2割が書かないでおこうと思ってる。

本誌を読んで欲しいというのもあり、最終話は牛先生の描きたかったものを、私のあらすじで先入観抜きで見て欲しいといのもあり、P数が150pだったらとてもじゃないけど、書ききれないよと泣き言もあり。


あらすじといっても、どうしても書き手の私の受け取りよう、感想といった感情が文章に出てしまうと思うので、それでもいいかなと思う反面、最終話は真っ白な気持ちで読んで欲しいとも思う。


つべこべ言ってますが、最終話を読んで、この気持ち、感動等々を早く味わって欲しい、伝えたいとどーにもならなくなったら、仮に書かないと決めても、きっと書くと思います。


さああと2日。待ってやがれ、ガンガン!!
posted by anwarterdrei at 20:53| Comment(4) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

あと3日。

さっき思い立って第107話「最後の戦い」の感想を書こうかと思ったのですが、思ったこと、言いたい事はネタバレ記事のコメント欄で呟いてるので、まあいいかなと。コメント欄様様です。

これからのアニハガFAの感想で、ガンガン感想のかわりとします。

ちょっと前の本誌ハガレンは、謎が謎を呼ぶ、伏線に伏線を重ねる展開でしたが、そこから一気に大風呂敷を畳む展開になってるので、まあ独断偏見考察はもうないな〜、ただただハガレンを感情のままに楽しもう、そんな思いで読んでました。←ネタバレ感想書いていない言い訳です


さああと3日。心が楽しみと寂しさと緊張でジタバタしてきました。
posted by anwarterdrei at 20:42| Comment(6) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月07日

あと4日。

昨日のアニハガFA第60話がとうとうコミックスを追い越したからか、ガンガンネタバレ記事のアクセスが跳ね上がってます。

細々書いてきた記事がお役に立ててれば幸いです。
逆に読まなきゃよかったという方がいらしたら御免なさいです。

参考程度に、昨日の第60話は本誌では、

第104話「世界の中心」にほぼあたります。

で現在ガンガン本誌では107話まで展開中。煽るようで申し訳ないですが、とんでもないことになってます。

第105話「神の御座」

第106話「傲慢の深淵」

第107話「最後の戦い」

第108話 最終話

こうして見るとコミックスはあと2巻程発売されるのかな。


…ガンガン発売まであと4日。
posted by anwarterdrei at 21:33| Comment(3) | TrackBack(0) | 鋼の錬金術師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月06日

第60話『天の瞳、地の扉』感想。


鋼の錬金術師 1-25巻セット (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 1-25巻セット (ガンガンコミックス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2010/04/24
  • メディア: コミック



来週のこの時間は本誌で最終回を知ってる訳で…。
どんな気持ちでアニハガFAを見るんだろう?

とうとうCMに今月号ガンガンが来ました。
あのCMだけで、あのガンガン表紙だけで切なくなる。

なのに60話後半の凄まじさは何よ。
感傷を全部持ってかれました。お父様の独断場。
あいた口が塞がらなかった。画面を見つめてただただ圧倒されるしかなかったです。
禍々しくて、不条理で、でも視線を逸らせなかったです。


前半のエドら対お父様とプライドから始まり、スカー対ブラッドレイの戦闘がまた気合の入ってる事よ。自在に動く画に振り回される。

そんな中でもブラッドレイは待ち望んだ恍惚の時。
火花の演出が綺麗で、まさしくブラッドレイの最後の、命が輝く時、そして散る時。
場にそぐわない穏やかな心から出る言葉、何ら偽りはない。


スカーをもってしてもブラッドレイが優勢。だけど、やはりフーやバッカニアが命を賭して負わせた致命傷が確実に効いている。
そしてスカーがここ一番でみせた、ありえないはずの再構築の錬成。

「自分に何が出来るかをずっと考えていた。そして辿り着いた。我が兄の研究書から得た、再構築の錬成陣だ」

最初は復讐者、途中から妙な珍道中、マルコーを認め協力し、アメストリスを、人々を救うために戦う。これまでの道のりを思いやって、このシーン、涙出そうになった。
アメストリスや他人を変えようとしてきたスカー、そのスカーがまず自分を変えた。

で、後半。
とにかく唖然、茫然、!!!!!!!の連続。
本誌でも凄まじかったけど、アニメになって、アニメで見れたことに感謝。展開はアレなんだけど、規模のでかさが十分伝わってきた。
地の扉からお父様が雄たけびを上げるととこなんてあんなにでかかったのかと。錬成が惑星規模。

いいとこで終わりましたね。展開がコミックスを飛び越えてしまってるので、ちょっと初見でアニメを見る方が羨ましかったりします。
これからの展開をまっさらな気持ちで見たら、より楽しかっただろうなあと。代償としてどーなるんだな気持ちの苛まれるかもしれませんが。
posted by anwarterdrei at 18:06| Comment(4) | TrackBack(1) | 鋼の錬金術師FA | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。